プログラムを一発で終了!大変便利な「Alt+F4」
エクセルの達人たるもの、極力、マウスを使わないで仕事をしたいものだ。こうしたなか、エクセルに限らず、Windows全般において、大変に広範囲に使用できるコマンドがある。それが「Alt+F4」だ。
エクセルの達人やPCの達人の技を眺めていて気付くのは、「とにかくマウスを使わない」こと。
前回の『脱マウス:キーボードショートカットをマスターしよう』では、「とにかくマウスを使わずに、Ctrl(コントロールl)キーやAlt(「アルト」ないし「オルト」)キーなどを駆使し、キーボード上のみで操作すること」の基本について触れた。
ただ、「Ctrl+C」(コピー)や「Ctrl+V」(ペースト)について触れているのであれば、絶対に触れておくべきキーが、もうひとつある。
是非とも覚えておいてほしいのが、プログラムないしアプリを一発で終了させる、大変快適な機能である。
それが、「Alt+F4」だ。
Alt+F4
どんなプログラムでも、このキーを入力すれば、ほぼ一発でプログラムを終了することができる。ワードやエクセルなどを編集している場合、未保存のファイルについては「変更を保存しますか?」というメッセージも出てくるため、大変に便利だ。
また、Windowsは頻繁にハングアップが生じることでも知られているが、にっちもさっちもいかなくなったときに、この「Alt+F4」を使えば、とりあえず「Ctrl+Alt+Delete」を使わなくても、強制終了させることができるケースもある。
いざとなったら試してみてほしい。
ただし、この「Alt+F4」については、デスクトップ画面で使用すると、「PCをシャットダウンする」という機能がある。つまり、いきなり「ウィンドウズの終了」の画面が出現してしまうので注意したい。
また、ウェブブラウザを閲覧しているときに、うっかり「Flt+F4」を押してしまうと、ブラウザによってはそのまま終了してしまうこともあるので、あわせて気を付けよう。